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機内で心臓発作 (添乗記録より)
2005-07-24 Sun 22:11
このツアーは、関西のお客様を、お連れして関空から飛び立ち、
イギリス(ロンドン)、ベルギー(ブリュッセル)、
フランス(パリ)の8日間のツアーでした。

まず関空からロンドンに、NH(全日空)で飛び、ロンドンから、
ユーロースター(列車)でベルギー(ブリュッセル)に行き、
市内観光の後、翌日はブリュッセルからバスでブルージュの
日帰り観光です。その翌日は、ブリュッセルからバスで
高速を3時間半走り、パリに到着しました。
パリでは市内観光、最終日の今日は、半日自由行動があり、
夕方、全員で空港に向かいました。
パリからは、AF(エールフランス)でドイツのフランクフルトに
行きます。そこで日本行きの
乗り継ぎ便NH(全日空)に乗り換え関空に行く予定となってます。

AF(エールフランス)の飛行機は、パリの空港を飛び立とうと
滑走路に向かってました。
その時、私の後方席から、お客様が
「添乗員さん!大変よ!すぐ来て!」と叫けんだのです。
最終離陸体制でしたが、私はシートベルトをはずし、声のする方へ
走りよりましたら、

ご夫婦のお客様がいらっしゃって、そのご主人様が、
心臓発作の持病があり、顔が青ざめて、
心臓発作を起こされて、息も途切れ途切れになってました。
いつも旅をしてても、その持病の心臓発作になった事はなく、
症状がでたのは今回が初めてだそうです。
そのお客様は、念のために、ニトログリセリンを持ってきていて、
緊急に舐めている状態でした。

(ニトログリセリン=狭心症の発作(主に心臓の部分に起こる胸痛)を予防します。
ただし、起こってしまった発作そのものを治すものではないです。
ニトログリセリンは、冠状動脈(心臓のまわりを冠のように
取り囲んで心臓に酸素と栄養を送っている動脈)を強く
広げる働きがある。また全身の静脈も広がり、心臓へかえってくる
血液を少なくして心臓の負担を減らす。発作を起こした時に
ニトログリセリンの錠剤を舌下に入れると、発作が治まる)

そして、客室乗務員(スチュワーデス)にこの事を告げましたら、
直ちに、飛行機は、滑走路から離れ、
飛行機が駐機できるスペースの所に移動しました。

すぐに機内アナウンスで「お客様の中に、お医者さんはいませんか?
至急、知らせてください」とドクターコールをしてくれました。
(ドクターコール=機内で具合が悪い人が出た場合に、機内に
お医者様がいる場合があるので呼び出してもらう事。
お医者さんは、全世界のどこかで学会が開かれてる事が多いので、
お医者さんが飛行機に乗ってる確率は高い)

しかし、残念ながら、今回はお医者様は乗っておらず、
外から救急車を呼び、機内に救急隊員が入ってきました。
お客様の症状と、飲んでる薬の種類を確認して診察しました。
(具合が悪い人が、旅を続行したい場合には、

お医者さんの許可がないと、機長でさえも、
飛行機を飛ばす事ができず、それに従うしかないのです。)
「この後の、ドイツ・フランクフルトまでの2時間以内のフライトなら
体も持ちこたえられるが、フランクフルトから日本行きの
10時間のフライトには、この方の体が持ちこたえられる保証はないです」
との事でした。お客様は、ニトログリセリンを舐め、
何とか発作はおさまってる状態でした。

それで、とりあえずドイツ・フランクフルト迄の許可がおりたので、
この飛行機は、フランクフルトに向けて出発しました。
しかし、私は、発作のお客様がフランクフルト迄、大丈夫か、
そして、この時点で最初の出発時間より1時間遅延してます。
次の全日空の飛行機出発時間に間に合うか・・・
不安を抱えてのフライトでした。

ようやく飛行機がフランクフルトに到着しましたら、
「具合の悪い人を先におりてもらうので、
他の方は、しばらく待ってて下さい」と機内アナウンスがありました。
そのアナウンスが終わらないうちに、後方の飛行機のドアから
救急隊員が乗ってきて、担架でお客様を機外へタラップを使い降り、
タラップの前に止まってる救急車に乗せ、
その方の奥様も同行して救急車は、サイレンを鳴らし
病院へと走って行きました。

さて、私達グループはフランクフルトから、更にNH(全日空)で
日本に帰らなければなりません。
時計を確認すると、すでに搭乗開始時間になってます。
これから全日空のチェックインカウンターに行き、
飛行機のチェックインをしなければなりません。
ゲートには全日空の係員が待っていて、「急いでください」との事です。
私達は、走ってチェックインカウンターに行きました。

飛行機は、私達グループを待ってます。
とにかく急がなければいけませんので、まず席を割り当て搭乗券を、
お客様に配り、全日空の係員を先頭に、とにかく、お客様だけ先に、
ゲートに行ってもらいました。

私は、まだ作業が残ってます。フランクフルトの病院に残していく、
お客さんの為に日本の旅行会社とロンドンにある手配会社に
電話しました。

すぐにドイツ支部より日本語ができるアシスタントが
病院に向かう事が決まりました。

そして、その2人のお客様のスーツケースを、飛行機から
フランクフルトに置いていく為に、お客様のクレームタグを探し、
帰りの航空券もアシスタントに渡す手配をしました。
そして、ようやく飛行機のゲートに走りました。
ずっとお待たせしてしまった飛行機に飛び乗りました。
機内では、ずっとお待たせしてしまった方々が おりますので
お辞儀をしながら席に向かう途中に、すぐドアが閉まり
飛行機は動き出しました。(;^_^A

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この記事のコメント
心臓発作の持病を持ってる人に
このスケジュールはきつそうですね~。
私も5月にベルギーとスウェーデンに
行ったのですが8日間くらいの短い
旅行だと2カ国くらいがベストですね。
ブリュッセルもブルージュも綺麗な町なので
2日ずつは観光したいし・・・。
2005-07-25 Mon 00:11 | URL | saknaden #-[ 内容変更]
そうですね。旅は、健康な方でも、時差と疲れで具合が悪くなる事が多いので充分な注意は必要だったかもしれませんね。このツアーは、うちの会社の中でもフリータイムばかりで、けっこう時間があったのですが・・・移動時間があるせいか・・・疲れがでてしまったようです。もし可能なら、ゆっくりしたいですね。
2005-07-25 Mon 20:24 | URL | げちゅ~(管理人) #-[ 内容変更]
こんにちは。今日も朝から暑いです。


添乗員さんって、大変ですよね。
いろんなことが起きるんでしょうね。

そういうときって、本人より周りの人の方は焦ったりして。

この前はCに乗ったのですが、ツアーの方がバージョンアップして近くに座っていました、何かと添乗員案らしき人が、説明や状態を聞きに来ていました。
あれを見ているだけでも、大変だなぁ。と思いました。

ヨーロッパから日本って遠いですよね。
私は元々飛行機があまり好きでない。
だからか、10時間ものるヨーロッパは考えるだけで、具合が悪くなります。
この前の帰りは、何が起きたわけじゃないけど、つらかった、息苦しような気もするし。
乗っていれば、日本に着くんだから。と自分で励ましてましたよ。

疲れもたまっていたし、帰りの長時間フライトは疲れる。
2005-07-26 Tue 12:05 | URL | copo #-[ 内容変更]
ぇぇ、その時は、かなり焦りましたよ~。。

飛行機に乗るっていう事は、かなり神経使う方もいるみたいですね。ツアーのお客さんで、機内では、一睡もしない。できない方を、良く見かけます。それを見て、現地で、ツアーに ちゃんとついてこれるか心配になっちゃいますよ~。ハラハラ。。
2005-07-26 Tue 16:33 | URL | げちゅ~(管理人) #-[ 内容変更]
飛行機に乗る回数が多いと時々
「お客様の中にお医者様は
おいでになりませんでしょうか」
というアナウンスが有ったりします。
幸か不幸か私の周囲の人ではない為、
一体どういう方がどういう症状で・・・と
いうのはわからずじまいですが
いつも「お医者様居たのかしら?」と
フライトの間トドキドキするのも事実です。
2005-07-26 Tue 19:49 | URL | Meg. #-[ 内容変更]
そういう場面にも出くわしますね。
(((((((;´д`))))))) ガタガタ

何回か、そういう時にあって、
私の場合、ツアーなので、お客さんの中に
お医者さんとか、看護婦さんがいる場合もあって
そういう時には、みょうに安心してしまいます。
2005-07-26 Tue 23:24 | URL | げちゅ~(管理人) #-[ 内容変更]
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